大人のお洒落な足元に
不可欠なフレンチシューズ

確かな品質と機能美と
汎用性の高さが魅力

ビジネススーツにも、デニムなどのカジュアルな装いにも合わせられる幅広いファッション性と堅牢な作りが特徴の『パラブーツ』。1908年にレミー・リシャール・ポンヴェール氏が創業したフランスのシューズブランドです。1927年からは、ブラジルのパラ港から出荷される良質な天然ラテックスを輸入し、ラバーソールを使った靴作りが始まりました。「『パラブーツ』のブランド名は、このパラ港の名前に由来しています。アルピニストたち登山靴をルーツとした堅牢な作りが特徴で、長時間履いても疲れにくいことも人気の理由の一つです。『パラブーツ』のクオリティーは世界中の人々に認められ、フランス軍のオフィシャルシューズや、業務用ワークシューズにも採用されています」。

1908年にフランスでレミー・リシャール・ポンヴェールが創業したフランスの名門ブランド。
フランス南東の町サン=ジャン=ド=モワランに、2016年に完成した、パラブーツの新しい拠点。こちらには本社、工場、ショールームを併設しています。

自社でラバーソールも生産している
唯一のシューズメーカー

『パラブーツ』はソールも一貫して自社で製造する‘世界で唯一のシューズメーカー’として現在に至るまで、変わらないモノづくりの精神と伝統を守り、厳しい基準のもとに造り続けられています。「ソールには、マルシェソール、パラテックスソールなど、それぞれモデル名が付いていて、タウンユースからトレッキングまで幅広いシチュエーションに対応しています。用途やファッションに合わせてご提案しますので、気軽にご相談ください」。
『パラブーツ』は履きやすく、少しの雨の日でも気にせず履けると評判ですが、その理由を尋ねると「パラブーツのレザーは、『リスワクシーレザー』といい、ワックスの含有率が通常の革に比べると高く耐久性や耐水性に優れ、履き馴染みがとてもいいのです。ノルヴェイジャン製法で作られているモデルが多く、アッパーとソールの間にL字ウェルトが入っているため、水が侵入しにくい作りとなっています。完全防水の靴ではありませんので、雨に濡れた際のお手入れは行ってください」。
「初めてのお客様は、ますは足のサイズを計測し、靴をご試着いただきます。モデルによって履き心地が違いますので、足の形との相性も考慮しながら、ぴったりな靴をお選びいただけます」。

パラブーツの「歴史」と
「現在」が感じられる空間

ここ中日ビル店は、パリ・サンジェルマン店の伝統的な温かみのある雰囲気と、サントノーレ店のホワイトと光を基調とした近代的な雰囲気を掛け合わせたデザインで、パラブーツの「歴史」と「現在」を再構築したデザインになっています。
「パリ同様のショップデザインのほか、店内の什器は、フランスの店舗で使用していたものをレストアして再利用していますので、パリのお店でお買い物をしているような気分を楽しんでいただけます」。
什器のほか、椅子もパリのショップで使われていたものを運び入れました。

『パラブーツ』のシグネチャーアイテム
シャンボードとミカエル

パラブーツの代表する2つのモデルをご紹介します。
ブランドの顔とも言うべき大定番であるシャンボードは、長年つくり続けられてきたUチップモデルのウェルトや素材のマイナーチェンジを行い、1987年に誕生。「雨やコンディションの悪い路面などに対応出来るようにソール部分に完全自社生産の100%天然ラテックスからできるPARATEXを採用しています。オンオフ問わない汎用性の高いデザインは今のトレンドにもマッチします。ヒール部分のみの取り換えもできますので、ビジネスマンにもご愛用していただいています」。
ミカエルは、創業者ポンヴェールの孫で現会長のミッシェル・リチャード(※ミカエルはラテン読み)の誕生を祝い、その名を冠したモデルとして1945年に誕生。『パラブーツ』の名が世界へ広まった代表的モデルであり、チロリアンシューズの名作として現在も高い人気を誇ります。「チロリアンのボリューム感がデイリーな洋服にも合わせやすくておすすめです」。
写真左:ビジネスマンの間でも支持されるシャンボード。
写真右:ファッショニスタにも愛される不朽の名靴、ミカエル。

ディアスキンのMICHAELに
新色カーキが登場

24SSに発売されたディアスキン(鹿革)のミカエル『BLANC(白)とNOIR(黒)』に加え、24AWは新色の『KAKI(カーキ)』が発売。「ディアスキンの特徴は『レザーのカシミヤ』とも呼ばれるほどしなやかな質感であり、レザーのなかでも高級素材として扱われています。軽くて柔らかい、通気性や吸湿性に優れておりしっとりと滑らかな質感です。非常に柔らかいので足あたりがよく、履きはじめから快適に履いていただくことができます。ディアスキンを使用した靴を作る背景には、鹿を食肉として殺すだけではなく鹿の革を使って靴を作ろうというサステナビリティが大きく影響しています。24SSで発売された2色に関しては、入荷分がほとんど完売になるほど好評いただきました」。
24AWにミカエルの新色、カーキが登場しました。
店長
冨田 一輝
Kazuki Tomita
店長
冨田 一輝
Kazuki Tomita

パラブーツ名古屋栄店は、東海地区最大規模のモデル展開数となっているため、直営店ならではのモデルも多く取り扱っております。路面店ならではのゆったりとした雰囲気の店内となっていますので、お気軽にご来店くださいませ。